鍼灸マッサージの適応症

腰痛

腰痛

日常生活の姿勢や労作に伴う腰痛は加齢とともに年々増加傾向にあり、運動やストレッチなどのセルフケアと鍼灸マッサージで予防&治療できます。対処的に痛みを緩和するのではなく、全身のバランスも考慮して痛みの緩和を目指す点が鍼灸マッサージの利点です。

膝痛

膝痛
膝痛
下肢の血流を改善して筋肉の柔軟性を高めます。下肢の筋肉を強化しながら鍼灸マッサージを施すことにより関節への負担を軽減し痛みを緩和することが可能です。運動によるオーバーユースに対しては鍼灸マッサージによって下肢筋肉の疲労を和らげます。こうした筋疲労や関節への負担を軽減する施術も鍼灸マッサージの得意とするところです。

美容

美容

鍼灸マッサージによって体全体の血液やリンパの流れを改善して本来人間の持つ健康な状態へ導きます。また美容を目的とした施術の多くはリラックスした環境のもとで行ないます。これにより副交感神経が活性化されますので精神的安定がもたらされて安眠やストレス解消の効果も期待できます。

スポーツ障害

スポーツ障害

スポーツはそれぞれの種目によってからだの使い方が異なるため使う筋肉もそれぞれ違います。怪我をせず安全にスポーツを楽しんだりあるいはスポーツパフォーマンスを高めるためにはスポーツ前や普段からのコンディショニングが必要です。この点はマッサージが最も得意とするところです。また鍼灸マッサージはスポーツ後の筋疲労回復を早めるなどの効果が認められていてオーバーユースによる運動器傷害の未然防止に役立ちます。

小児

小児

小児鍼による皮膚への心地よい刺激は全身の血流を促進します。リラックスした小児は情緒が安定して夜もぐっすり眠るようになることでしょう。もちろん小児にとって最も必要な成長ホルモンも分泌促進されることが予想されます。小児鍼は現代の科学で検証されつつある皮膚上のツボや経絡を刺激することが目的です。脳や内臓の働きを活性化させて肉体や心の成長と発達を助けてくれることでしょう。

マタニティ

マタニティ

お腹に宿った新しい命。喜び一杯で幸せな半面、無事に出産できるか不安に思われている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。妊娠中に多い症状として、悪阻、浮腫、肩こり、腰痛、便秘、痔などが挙げられます。また妊娠中は薬剤投与に慎重になることもあり、症状が辛くても我慢することによって気持ちが落ち込んでマタニティブルーになるケースも少なくありません。そんな妊婦さんの悩みに対して副作用のない鍼灸マッサージがおすすめです。逆子や陣痛促進などに対しても古来から妊産婦のケアの一環として行われている鍼灸マッサージを活用して健康で豊かなマタニティライフを送って下さい。

介護予防

介護予防

介護を受けておられる障碍者・要介護者・要支援者・緩和ケアを受けておられる患者さんなどのご自宅や施設等に訪問して医療マッサージ、機能訓練、鍼灸施術を行います。

効果
1.麻痺・関節拘縮の緩和・予防(関節可動域の維持や拡大)
2.疼痛の緩和(緩和ケア含む)
3.筋力維持・増強
4.心肺機能・血液・リンパなどの循環機能の改善
5.認知症・うつ病等に伴う周辺症状の改善・抑制

継続的な鍼灸マッサージ施術を行うことで精神の安定化と生活意欲の向上をはかります。要介護者・要支援者の自立支援、二次的障害(褥瘡など)の予防を改善にも鍼灸マッサージが活躍しています。