令和4年5月27日シンポジウム報告

令和4年5月27日(金)13:00から鍼灸マッサージ会館2F(大津市本丸町6-28)で行われたシンポジウムの報告を致します。

シンポジウムタイトル「今後の鍼灸マッサージについて」

大津師会・中川紀寛会長の司会進行の下、出席者同士の活発な意見交換が行われました。時間が経過するのを忘れるほどの盛り上がりを見せて閉会し、現在の鍼灸マッサージ師は今後の活動を見据えて以下の項目が重要であると再認識するに至りました。

☆知識と技術の安定的統一化重要 :鍼灸マッサージは世の中に広く認められているが、鍼灸マッサージ師の知識及び技術レベルが統一化されていない点が指摘された。この問題を解決するために鍼灸マッサージ師は積極的に研修会へ参加して知識と技術レベルの統一化を図る必要がある。

☆会話力 :患者さんとの会話の重要性を再認識して肉体的だけでなく精神的なケアも視野に入れる必要がある。会話の内容は患者さんによって変えることが要求されるので、普段から鍼灸マッサージ師はあらゆる分野の情報をインプットしておく必要がある。患者さんと信頼関係を築ける会話術を磨く努力を怠らないようにする。

☆人間性 :患者さんへの気配りも医療に携わる者にとっては重要である。人として患者さんから慕われる施術者になるためには日頃からの自己研鑽が最も大切である。

☆ピンチをチャンス変える :ピンチをチャンスと捉えて前向きに仕事に取り組む。コロナ禍でどの業界も大変な状況だが、ピンチを逆に利用して鍼灸マッサージの長所をアピールする必要がある。

以上が白熱したシンポジウムの概要です。今後もシンポジウム形式の研修会を行いたいと思いますので多くのご参加をお待ちしております

                                      大津師会会長 中川紀寛

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