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滋賀県鍼灸マッサージ師会(会長・岳東弘)では下記の通り「太極拳教室」を開催しております。ご興味のある方は、是非ご参加下さい。
日 時:毎月第2・4金曜日 14:00~15:00
場 所:鍼灸マッサージ会館(大津市本丸町6-28)
連絡先:(077)523-4114
会 費:1,500円/月
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大津師会(会長・中川紀寛)が主催する「中医学講座」が2024.5.29(水)京都新聞朝刊に掲載されました。いつもご参加いただいている市民の皆様のおかげでございます。この場を借りまして厚く御礼申し上げます。内容と致しましては、今後の当会発展を暗示するような記事となっております。鍼灸マッサージ会館(大津市本丸町6-28)にお越しになって是非ご一読下さい。
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令和6年4月12日(金)、第2回びわ湖マラソン大会の反省会ならびに意見交換会のために第2回びわ湖マラソン医療救護班実行委員(中川恵美、村田康代、梅野弘樹)と当会会長(岳東弘)が滋賀県庁スポーツ課を訪問しました。まだまだ改善すべき点、他県にはない滋賀県の個性をマラソン大会でどのようにアピールするかなどの確認を行ないました。スポーツ課訪問の後は大杉住子副知事と副知事室で懇談させていただきました。終始和やかな雰囲気で時間が流れ、副知事からは「この際、滋賀県に対して何かご要望があれば言ってみて下さい」と言われ、マラソン大会以外の点においても闊達な意見を申し上げました。昨年の知事にせよ、今年の副知事にせよ、当会の訪問を温かく迎えて下さり、誠にありがとうございました。当会は今後益々行政と連絡を密にして、滋賀県民の福祉向上に役立つように頑張りたいと思います。
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令和6年4月12日(金)より大津師会主催の「初心者から始める太極拳教室」が始まりました。初日は24式太極拳の1式から3式まで。参加された皆様は真剣な眼差しでした。最初からうまい人なんてどこにもいません。そのうち覚えることができると思います。諦めずに頑張りましょう!
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2024.3.10(日)当会が半年前から実行委員会を立ち上げて臨んだ第2回びわ湖マラソンが幕を閉じました。国道や県道は交通規制され、大会運営に長けた民間企業が関東から足を運び、ほとんどの関係者がボランティア活動で参加致しました。大会翌日、当会顧問の有村治子議員と大岡敏孝議員秘書様がメールをくださいました。要約すると「無事に大会が終わり、本当にごくろうさまでした。この大会を機に貴会の益々のご活躍を心より祈念申し上げます。まずはお疲れの体をゆっくり休めて下さい」といった内容でした。ご丁寧にメールを頂戴致しましてありがとうございました。
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2024年3月8日(金)13:00より第2回びわ湖マラソン医療救護班結団式を行ないました。当会からは多くの参加者はもちろん、当会と友好関係にある滋賀県視覚障がい者福祉協会様(会長・加藤善彦)からも多数のご参加をいただきました。また、当会顧問の滋賀県議会議員(川島隆二、加藤誠一、周防清二、桑野仁、柴田清行、谷口典隆・敬称略順不同)、大津市議会議員(竹内基二・敬称略)、公益社団法人全日本鍼灸マッサージ師会(会長・伊藤久夫)からの激励文紹介に続いて、滋賀県選出当会顧問国会議員(小寺裕雄、大岡敏孝、上野賢一郎、武村展英、小鑓隆史、有村治子・敬称略順不同)の秘書6名様が激励文片手にご多忙の中を駆けつけて下さり、これから益々加速する高齢化社会に不可欠な鍼灸マッサージ施術の行く末を予感させて、盛大のうちに結団式を終了することができました。3/10(日)は比良八講が吹き荒れる中を懸命に駆けるランナーに、どうか皆様の熱いご声援をよろしくお願いします。
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2024年3月5日(火)付けの読売新聞朝刊(滋賀版)に、第2回びわ湖マラソン医療救護班としての当会(一般社団法人滋賀県鍼灸マッサージ師会)活動が紙面を大きく割いて紹介されました。国家資格を有する者のみで構成される当会が第1回大会に続いて第2回大会も参加すること、第2回大会からはコース上に設置される医療救護テントで行なうメディカルマッサージに加えて、ゴール地点となる烏丸半島で行なう完走ランナーの肉体をチェックするボディメンテナンスも行なうことなどが綴られています。記事では当会を代表して甲賀市水口町の藤井治療院院長・藤井将直先生(甲賀師会)がインタビューに応じました。記者からの「施術しているところを写真に収めたい」という想定外の要望に、普段着用している白衣なしで気軽に応じる藤井先生の人柄に触れることのできた有意義な一時間でした。ご一読を希望される方は鍼灸マッサージ会館(大津市本丸町6-28)に記事を保管してありますので、是非お立ち寄り下さい。
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2024年3月10日(日)に第2回琵琶湖マラソンが開催されます(大津市皇子山陸上競技場~草津市烏丸半島)。滋賀県より正式に当会へ医療救護班として協力依頼がありました。今回大会においては前回大会より活動範囲が広がり、コース上に設置された医療救護テント内及び救護車で参加ランナー約7,000人の救急医療救護に当たる他、ゴール地点で完走ランナーへのボディメンテナンスも加わりました。当会では「第2回びわ湖マラソン医療救護班実行委員会」(委員長・梅野弘樹)を立ち上げて全面協力致します。当日参加ランナーの完走を当会を挙げて祈念しております。
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当会会員が出版した書籍を紹介させていただきます。
『前略、未来の鍼灸師へ』(著者:梅野弘樹 発行:アートヴィレッジ)
『拝啓、未来の鍼灸師へ』の第2弾。中医学を生んだ中国の文化を紹介し、あらゆる角度から中医学の仮説に挑戦した力作です。
※著者紹介:梅野弘樹(国際中医師・北京中医薬大学国際学院名誉顧問及び名誉主任・世界中医薬学会連合会常任理事・大津鍼灸マッサージ会学術研修会講師)
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当会会員が出版した書籍を紹介させていただきます。
『The 素問』『The 霊枢』(著者:梅野弘樹 発行:アートヴィレッジ)
『黄帝内経』の上級者向け解説書となっています。鍼灸について書かれている『黄帝内経』を鍼灸師が解説します。
※著者紹介:梅野弘樹(国際中医師・北京中医薬大学国際学院名誉顧問及び名誉主任・世界中医薬学会連合会常任理事・大津鍼灸マッサージ会学術研修会講師)
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令和5年4月25日(火)滋賀県庁知事室で三日月知事との懇談会がありました。第1回びわ湖マラソン医療救護班という大役に対する労いの言葉を頂戴し、今後の滋賀県と当会との関係強化について、終始和やかな雰囲気で懇談を終えることができました。三日月知事が当会に寄せる期待の強さは、知事の懇談中、衰えることのなかった瞳の輝きで明確に確認することができました。当会も今一度、病に苦しむ多くの患者さんの立場に立った鍼灸マッサージ施術の原点に立ち返り、日頃の研修の成果を発揮すると同時に、我々が従事する医学の素晴らしさを国民に広める広報活動に力を注ぐ重要性を再認識する必要があると思いました。当会会員は潜在しているであろう鍼灸マッサージ施術の対象者を発掘すべく、今まで以上に学術と技術の研鑽を積んでいきましょう。
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令和5年3月12日(日)に行なわれた第1回びわ湖マラソンが無事終了致しました。翌日(3/13)早朝、当会顧問参議員議員・有村治子議員の秘書様から、実行委員長の梅野弘樹へ労(ねぎら)いの御言葉を頂戴致しました。要約すると「昨日は大会が無事終わり、滋賀県鍼灸マッサージ師会会員の皆様、本当におつかれさまでございました。滋賀県発展のため、これからもご尽力いただくことがあると思いますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます」といった内容でした。秘書様、ご丁寧にありがとうございました。
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大津鍼灸マッサージ師会が主催する第5回学術研修会に会場参加して下さいました方から講義内容をまとめたレポートが届きましたので披露させていただきます。
大津鍼灸マッサージ師会学術研修会
日時:2023年1月27日(金)10:00~12:00 講師:梅野弘樹先生
初めて鍼灸マッサージ会館での研修に参加させていただいた。やはり先生の生の声で聴く研修は緊張と力が入った。いいもんですね。まずは日本文化の雑学から始まりました。春の七草・芹(セリ)薺(ナズナ)御形(ゴギョウ)繫縷(ハコベラ)仏の座(ホトケノザ)菘(スズナ)蘿蔔(スズシロ)。日本人のルーツ・古モンゴロイド→二重・小柄・彫深・体濃・湿耳垢、新モンゴロイド→一重・大柄・彫浅・体薄・乾耳垢。縄文 弥生 古墳 飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 江戸。日本独特の暦があって日本は660年早く始まり今年は皇紀2683年。天皇・明治→睦仁 大正→嘉仁 昭和→裕仁 平成→明仁 令和→徳仁。今の天皇は126代目。今までは男系天皇。日本医学・6世紀までは民間療法。6世紀に仏教が入ってきた。仏教と医学の関係。生→愛別離苦(好きな人と別れる)老→怨憎会苦(いやな人と会わなければいけない)病→求不得苦(求めても手に入れられない)死→五蘊盛苦(感情が高まりすぎる苦労)。解決するのが仏教→薬師寺がその象徴。僧侶が医師なのでなんでも僧侶に相談した。比叡山に延暦寺を建て、石清水八幡宮を結ぶ鬼門から京都を守った。1543年種子島にポルトガルの船がきたことによって日本の医学会は、今まで知らなかった西洋医学を知った。花岡青洲は人体実験として、母(於継)と妻(加恵)が実験台になった。母は大丈夫であったが、妻・加恵が失明してしまった。花岡青洲が開発した「通仙散」が一応世界初の麻酔薬となる。緒方洪庵→適塾を開く(今の阪大)。佐野常民→日赤の創始者、神田種痘所→東大医学部。浅田壮伯→温知社を作る。イギリス医学→治療法に力を入れる。フランス医学→臨床に力を入れる。ドイツ医学→原因を追及。アメリカ医学→対症療法(日本が採用している)中国医学→自然治癒力を重視。日本の年間医療費は平成元年は20兆円であったのが今は45兆円。日本の今の対症療法により薬に頼る医療は医療費の破綻が見えている。これからは自然治癒力を重視した中医学の医療を取り入れた「統合医療」に転換していかなければならない。それがこれからの日本の医療です。さて、次の漢字はなんと読むでしょう。洋油(石油)洋火(マッチ)洋車(自転車)洋房(洋風建物)洋文(外国語)洋酒(洋酒)洋人(外国人)珈琲(コーヒー)沙発(ソファー)可口可楽(コカ・コーラ)功克力(チョコレート)曲奇(クッキー) 吉他(ギター)沙拉(サラダ)維他命(ビタミン)三明治(サンドイッチ)馬拉松(マラソン)巴士(バス)熱狗(ホットドッグ)羅森(ローソン)星巴克(スターバックス)谷歌(グーグル)雷達(レーダー)威士忌(ウイスキー)梅野先生、なんでスラスラ読めるのですか。またまた梅野先生の雑学に脱帽!
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大津鍼灸マッサージ師会が主催する第4回学術研修会にZOOM参加して下さいました方から講義内容をまとめたレポートが届きましたので披露させていただきます。
日時: 2022年11月18日10:00~12:00
講師 梅野弘樹先生
梅野先生が講座の最後に言われた福沢諭吉の言葉こそが梅野先生が一番私達に伝えたかったことだと思いました。「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず。(中略)人、学ばざれば知なし、知なき者は愚人なり。されど賢人愚人との別は学ぶと学ばざるとによりてできるものなり」福沢諭吉は人間みな平等である。しかし学んだ者は上に行くことができて、学ばない者は下のままである。地位や財力などの高低は学ぶか学ばないかにあると言っているのです。私は一生涯学ぶことを忘れまいと肝に銘じました。西洋医学の始まりとして、神と悪魔の存在を肯定し、神と人間の仲介をする立場としてシャーマンをつくった。やがてシャーマンから脱した西洋医学はヒポクラテスのいう四体液説を採用した。つまり粘液、血液、黄胆汁、黒胆汁から人間は成り立っていてこの4つのバランスの不調和が病だというのです。しばらくはこの説を支持していた西洋医学ですが、西洋を席捲したキリスト教は医学界も支配しました。このため約1.000年に渡って西洋の国々はキリスト教による禁欲的な思想を基にした生活を送ることになります。しかし1348年西洋でペストが大流行しました。民衆は「何故こんなに神を信じて禁欲的な生活を送っているのに人がバタバタとなくなるのか」と疑問を持つようになります。そしてイタリアで起こったルネサンスを迎えます。これまで西洋を支配していたキリスト教は民衆のエネルギーを抑えきれなくなり、とうとう自由な発想によって芸術、音楽、医学を発展させようとしました。民衆はあらゆる分野において宗教色の強いものを排除して写実的に物事を見たかったのです。こうして出来上がったのが現在の西洋医学というわけです。この講座の間、私達が飽きないように梅野先生は様々な雑学も混ぜながら話してくださいました。例えばエジプト医学、ミイラの作り方、ピラミッドの謎、ひらがなの歴史、キリスト教の歴史などです。次回は令和5年1月27日(金)10:00~12:00と伺っています。今から楽しみにしています。
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大津鍼灸マッサージ師会が主催する第3回学術研修会にZOOM参加して下さいました方から講義内容をまとめたレポートが届きましたので披露させていただきます。
日時: 2022年9月23日10:00~12:00
講師 梅野弘樹先生
それにしても梅野先生の広い分野にわたる知識には毎回驚きです。興味津々。 楽しい。
1972年9月25日、今から50年前の事。日中国交正常化に向けて日本と中国間で交渉が行われた。先頭に立つのは当時の首相・田中角栄総理と大平外務大臣。北京で待っていたのは周恩来首相と姫鵬飛外務大臣。お互いに譲らず、丁々発止の交渉は難航した。そして日本側が訪ねたのは毛沢東邸。毛沢東は田中総理に向かって言った。「喧嘩は終わりましたか。本当に仲良しになるならば喧嘩をしなくてはいけません」。ついに日中国交正常化が実現した。今年(令和4年9月25日)は50周年。新聞・テレビ等でこのことが報じられるのを見聞きするたびにこの裏話を思い出す。中国には省(日本の都道府県)が22ある。中国政府は23省と主張している。なぜなら台湾を含むというのが中国政府の言い分だからだ。特別自治区が2(香港、マカオ)。市は4(北京、上海、天津、重慶)。自治区は5(モンゴル自治区 、新疆ウイグル自治区、チベット自治区、寧夏回族、広西壮族)。中国料理・北京(北方)、上海(東方)、広東(南方)、四川(西方)の4つが有名。北京料理 (肉まん、揚げパン)、上海料理(豚の角煮、八宝菜)、広東料理(酢豚、焼売)、四川料理(麻婆豆腐、回鍋肉)・中華料理(日本発祥の中国料理)・天津飯・焼き餃子・中華丼・エビチリ・エビマヨ・冷やし中華、回鍋肉(キャベツを使用)・万里の長城(長さ約6.300km)・中医学の歴史(古代中国大陸の人々は、祈祷によって人の病を治そうとした。民衆は巫師(神のお告げを聞く人)が言う神のお告げを信じ巫師は祈祷によって病を治そうとした。威厳のある巫師は祈祷だけで信頼されたが威厳のない巫師は祈祷のあとに病人の身体を擦ったり効果のありそうな草等を煎じて与えて威厳のなさを補った。ところが威厳のない巫師が擦ったり、草を煎じた飲み物を与えたりすることの方が治療効果が高かった。そこで威厳のある巫師もマッサージやお灸を始めた。石を温めて痛い所に当てたり熱した石を風呂に入れて入ったりした。灸は華北から起こったと言われていて艾(蓬を乾燥させたもの)を使用する。蓬は表面に小さい毛がはえていて、葉の気孔が小さい毛で隠れる為に保湿性があり、また微量だが蠟が含まれていて火が燃えやすく消えにくい。蠟があるために燃えていくスピードが遅くじわっと燃えていく。また中国では蓬は身近な植物でもあった。中国では3月3日(上巳の節句)や5月5日(端午の節句)に蓬を使う習慣があった。桑孤蓬矢という言葉もその表れである。黄帝内経(中国最古の医学書)。中医学の基礎が載っている本で鍼灸師としては必読の本。漢文で書かれている。知聡が西暦562年日本に中医学が伝えたという説がある。本格的に日本が大陸の医学を吸収し始めたのは大津市出身の小野妹子の遣隋使、滋賀県出身の犬上御田鍬の遣唐使が中国の医学書本を持って帰ったことからと言われている。遣隋使・遣唐使共に滋賀県出身なので滋賀県の鍼灸師は誇りをもって仕事をしましょう。しかし遣隋使・遣唐使が日本に天然痘を運んできたとも言われている。当時多くの日本人が死んだと言われている。天然痘の撲滅においてジェンナーの功績が大きい。牛小屋で仕事をしている人は天然痘にかからないことをヒントに牛痘ウイルスを注射したら天然痘の予防になったことが 種痘法発見に繋がった。牛痘で免疫が出来て自然治癒力がついたのである。これを応用すると針と灸で体に免疫力をつけておくことで自然治癒力が高まりあらゆる病の予防になる可能性も出てくる。ただし狂犬病においては天然痘の牛痘に値するものがない。そこで狂犬病ウイルスを薄めて注射することを考えたのがパスツール。これがワクチンである。つまりワクチンとは人工的にウィルスを薄めたものを指す。日本は隋に「日出る天子、日没する天子に手紙(書簡)を送ります。恙なしや(ご機嫌いかがでしょう)」と書いたが隋側は激怒した。なぜなら天子はこの世に1人だけなのにこの手紙だと2人いることになるというのが理由である。中医学禁止令が発布された時代もあったが漢民族の文化を取り戻し鍼灸復興計画をたてる。そのシンボルが針麻酔である。次回も楽しみに待っています。ありがとうございました。
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2023年3月12日(日)に第1回琵琶湖マラソンが開催されます(大津市皇子山陸上競技場~草津市烏丸半島)。滋賀県より正式に当会へ医療救護班として協力依頼がありました。コース上に設置された11ヶ所の医療救護テント内及び救護車で参加ランナー約7.000人の救急医療救護に当たります。当会では「びわ湖マラソン医療救護班実行委員会」(委員長・梅野弘樹)を立ち上げて全面協力致します。当日参加ランナーの完走を当会を挙げて祈念しております。
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大津鍼灸マッサージ師会が主催する第2回学術研修会にZOOM参加して下さいました方から講義内容をまとめたレポートが届きましたので披露させていただきます。
日時2022年7月22日(金)10:00~12:00於鍼灸マッサージ会館☆中医学は陰陽理論に則って治療するものである。陰陽の特徴は陰陽対立、陰陽互根、陰陽消長、陰陽転化である。また中医学は十干十二支にも当てはめて治療していく。十干とは甲乙丙丁戊己庚辛壬癸、十二支は子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥のことである。十干はさらに干合することによって別の五行に変わる。天体においても十二支を当てはめたのが月建と呼ばれるものである。これは北斗七星の柄の部分が定められた季節に毎年同じ方角を向くことから発見された。この月建は時計と反対周りをする。これはコリオリの力が働いていると推測されている。古代では太陽暦と太陰暦が採用される中、中国大陸では二十四節気が採用された。また古代中国大陸住民は河図洛書を作成して陰陽五行を図式化した。そして河図と洛書が持つ数字を合わせた100が森羅万象を表わす数字だとした。森羅万象を3つの言葉で表現することにも成功して、それらは簡易、不易、変易という。最後に中医学が2010年11月16日に世界遺産に登録されたことが紹介されて閉会した。
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令和4年7月22日(金)14:15から約15分間、佐藤健司大津市長との懇談会がありました。全国初となるフレイル予防事業に対する大津市の意欲などを聞いて、あらためて我々が従事している業務の重要性を再認識するに至りました。今後益々加速する高齢化に向けて大津市が効果的な一手を模索している中、当会は行政と協力してこの難題解決に全力を傾けるつもりです。
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鍼師、灸師、マッサージ師とはどういう仕事なのでしょうかというお問い合わせがありましたのでQ&A形式で簡単に説明させていただきます。
Q:そもそも鍼灸マッサージ師になるにはどういう道を歩めばいいのですか?何年通うのですか?どんな勉強するのですか?
A:鍼灸マッサージ師になるためには以下の手順が必要です。
国家試験に合格すると念願の鍼師灸師マッサージ師になることができます。鍼師灸師マッサージ師になった後は様々な進路が用意されています。鍼師灸師マッサージ師養成学校の教員になる者、病院等に勤務する者、独立する者、福祉分野に進む者、美容分野に進む者、スポーツ分野に進む者等、自分の能力や特性に合った進路をそれぞれが見出して社会人の一員として活躍することになります。
Q:接骨院と鍼灸マッサージ治療院とはどう違うの?
A:接骨院とは柔道整復師が捻挫、打撲、挫傷に対して処置する施術所を指します(脱臼、骨折は医師の同意書が必要になります)。
Q:接骨院でマッサージを受けることができますか?
A:捻挫や打撲以外の原因(加齢による腰痛など)でマッサージを受けることはできません。
Q:整体院やカイロプラクティック院でマッサージを受けることはできますか?
A:整体院やカイロプラクティックは厚生労働省が発行する国家免許を持っていませんのでマッサージ等の施術をすることは禁止されています。
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大津鍼灸マッサージ師会が主催する学術研修会への要望が届きましたので原文のまま掲載します。当会の活動を市民は注目してくれているというありがたい手紙でした。
「鍼灸マッサージ会館御中 前略で失礼します。先日知人から聞かせていただきました。鍼灸マッサージ会館で東洋医学の講習会が行われているということ聞かせていただきました。実は私も東洋医学にとても興味を持っていて、時々京都や大阪に足を運んで講習会に参加していました。しかしどれもあまり大したことのない内容でした。しかし鍼灸マッサージ会館で行われている講習会はとても面白いと伺っています。次は7月らしいですが毎月開催は無理でしょうか?月1回のペースで開催されますことをお願いします。私はズームというものを使いこなせませんので最初は鍼灸マッサージ会館へ足を運びたいと思います。そのうちズームを使いこなせるようになればズームで参加させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
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当会広報担当の上田隆之理事がInstagramを立ち上げました。「滋賀県鍼灸マッサージ師会」で検索してみて下さい。上田隆之理事いわく「これからの時代はSNSの時代です。いずれはInstagram、YouTube配信、TikTok用のショートムービーなどを活用して幅広い所から滋賀県鍼灸マッサージ師会の活動を多くの皆様に知っていただきたいです」とのことです。これから新しいことに挑戦していく滋賀県鍼灸マッサージ師会にどうぞご注目下さい。
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令和4年6月12日(日)14:00より鍼灸マッサージ会館で滋賀県鍼灸マッサージ師会理事会&監事会が行われました。多くの議題が審議された中、当会のHPをさらに充実していくために「一般社団法人滋賀県鍼灸マッサージ師会ホームページ修正更新委員会」(modification and update comittee・略称MUC)の発足が承認されました。これから当会の活動予定及び活動報告はこのHPによって会員各位に伝えていきたいと考えております。これまで定期総会、学術研修会、健康保険取扱い特別研修会などの伝達を郵送によって行ってまいりましたが、今後は徐々にペーパーレス化していくつもりでございます。会員各位のご理解ならびにご協力をよろしくお願い致します。
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令和4年5月27日(金)に大津鍼灸マッサージ師会が主催した第1回学術研修会にZOOMで参加して下さいました市民の方から以下のような励ましの手紙を頂戴しました。氏名の部分は削除しましたが他は全て原文のまま記載させていただきます。このような手紙を頂戴したことは我々にとって大変光栄なことです。これからも中医学普及発展のために努力していきたいと思います。( MUC削除 )様本当にありがとうございました。
大津鍼灸マッサージ師会中川会長様 鍼灸師の諸先生
先日は貴会主催の研修会にZOOMで参加させていただきました( 削除 )です。梅野先生の一患者の私が梅野先生著書の「拝啓、未来の鍼灸師へ」を拝読させていただきました。読ませていただきましたが専門書であり正直難しかったです。でも「中医学」についてもっと知りたいとの思いを持っておりました。そして研修会での梅野先生のお話を聴かせていただく機会を頂き梅野先生の「拝啓、未来の鍼灸師へ」に書かれたこととようやく繋がらせていただきました。当日参加された鍼灸師の先生方の熱心に学ばれる姿勢にこのような研修会を開催された貴会に患者である私は明るい光を見出すことができました。私が「中医学」を知りたいと思ったのは病院で頂く「薬」の多いことに疑問を持ったことから始まりました。自身の身体が薬漬けになるような恐怖に陥ったことでした。そんな時お出会いした梅野先生の「自然治癒力」との言葉にすがる思いでした。私は薬漬けから脱して鍼灸の力を借りて病気(高血圧等)の自然治癒を求めました。そんな中で梅野先生の知識、博学に私ははまってしまいました。治療を受ける患者が先生を信じるほど強いものはありません。私は梅野先生を信じ、頼り、「中医学」を「西洋医学」と同等に位置付けたいとの思いが強くなってきました。「中医」と「西医」が偏りなく良いところ取りをすることができ、それが医療現場(特に総合病院)でできれば患者にとってこれほどありがたいことはないのです。このことを大津から声をあげていくことが中医学にお世話になっている患者としてやっていかなければいけないことと強く思っています。梅野先生の研修で「啓蒙」という言葉を知りました。「啓蒙」とは無知から脱皮すること(知らないところから知識を得て脱皮する)。私は中医学についてあまりにも知らないことが多いです。大津鍼灸マッサージ会において梅野先生を活用(すみません言葉が悪くて)していただき鍼灸師の先生方と一緒に私も「中医学」を知りたいのです。無知から脱皮する機会を頂きたいのです。そして、先生方と一緒に「中医学」を多くの人に知っていただきたいのです。梅野先生の研修から学んだこと。整体観念=人間の身体は宇宙と同じ。一部は全部 全部は一部②弁証論治 目を例にとると瞳=腎臓、瞳を包むところ=肝臓、白目=肺、涙袋=脾臓、目じり=心臓。一部は全部 全部は一部。五行説。五行説とは万物は木・火・土・金・水の五つからなるという思想。木=この世の全てのものの始まり。物事の始まり。鶏は早朝を伝える。火=あたたかい。熱い。羊はあたたかい(羊毛)土=全てを吸収する。胃腸を表す。牛は胃の動物。金=息、空気、有酸素運動。肺になる。馬は持久力がある。水=タンパク質を表し生命力、生殖力を表す。腎臓。豚は生殖力がある。「中医学」を私はもっと知りたい。学びたい。貴会から私達にも学ぶ機会をいただき、先生がたと手を携えて「中医学」「鍼灸」の真の価値を広めていくことが私の念願とするところです。「中医学」の治療がまず脈を診るとこらから始まることを梅野先生から教わりました。脈一つからわかること、一部が全部・全部が一部なのですね。厚かましいお願いと、私の思いを記しました。今後ともどうぞよろしくお導きください。 令和4年6月2日( MUC削除 )
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令和4年5月27日(金)に大津師会が主催した学術研修会にZOOMで参加して下さいました市民の方が梅野先生の講義を聞きながらメモしたものをレポートとして会館事務所に提出して下さいました。熱心に聞いて下さった足跡を感じ取ることができました。厚く御礼申し上げます。※速記的に書かれましたので誤字がありますが原文そのまま記載しました。
大津鍼灸マッサージ師会学術研修会。日時2022年5月27日10:00~12:00ZOOM参加 講師梅野弘樹先生 参加動機 梅野先生の一患者である私が「中医学とは」を知り、患者の立場から「中医学」を発信していきたいと思った。心に残ったこと。啓蒙=啓は開く。蒙は暗い(知識がない)◎啓蒙とは無知から脱皮すること。(知らないところから知識を得て脱皮する。研修を通して中国ではマッサージの事を「スイナ」と云う。「中医学」とは 人体を「陰・陽・五行」に当てはめるのが本質。「中医学」の特徴。①整体観念=人間の身体は宇宙と同じ。一部は全部、全部は一部②弁証論治=目を例にとると瞳=腎臓、瞳を包むところ=肝臓、白目=肺、涙袋=脾臓、目じり=心臓。一部は全部 全部は一部「中医学」はなぜ中国で生まれたか①道教=神仙思想を目指す→仙人になることが目標→エントロピー(秩序ある状態から無秩序になる)逆行(無秩序になっていく)。落ちていく所から若返る(年を取らない)=仙人落ちていくものを落ちないようにする。老子・孟子。上善如水=水の流れに逆らわない→老子。孟子は老子の考えを受け継いでいく。自然治癒力=そのままで良い(レットイットビー)「氣」=日本語に語る言葉がない。右脳(感覚)の世界。「氣」=「空」氣(あるけれどそれを証明できない)春と夏に現れやすい。秋と冬に現れにくい。満月に現れ新月に沈む。般若心経。色即是空=色(われわれが五感でわかるもの)すなわち是空。空=確認できるが証明できない。有であるが無い。この世の中のものが永久不滅でない。有=いっとき(期間、期間)にあらわれる。有⇔無。Monkey magic。孫悟空が生まれたがそれがいたずらすぎて神様が三蔵法師の旅(西遊記)のお供をすればいたずらを許してやる、といわれおともをする。Let it be(それをそのままにしておけ)困ったときはお母さんが来て神の言葉をささやいてくれました。そのままでいいんだよ。すべてがうまいこといくからあなたは悩むことはない。彼女が私の前に来てささやきました。そのままでいいのよ。すべてうまくいっているんだよ。Footloose(足の向くまま 気の向くまま)一生懸命働いてます。タイムカードを押して8時間働いていて何を私は得られるんだろう。面白くない。天井をぶち壊して町で大暴れしてやろう。気ままにしていこうで。どこかへ行こう。大人に決められたルールにのらず気ままに生きていくんだ。しばりつけられず気ままに生きていくんだ。こんなことやって何になるんだ。大人のルールに縛られずにいまの枠組みを脱するんだ。五行説。五行説とは万物は木・火・土・金・水の五つからなるという思想。木=この世の全てのものの始まり。物事の始まり。鶏は早朝を伝える。火=あたたかい。熱い。羊はあたたかい(羊毛)土=全てを吸収する。胃腸を表す。牛は胃の動物。金=息、空気、有酸素運動。肺になる。馬は持久力がある。水=タンパク質を表し生命力、生殖力を表す。腎臓。豚は生殖力がある。鍼灸師は「ペティクラークの法則」にあるように二次産業から三次産業、すなわち作る→加工→売ると収入を上げていかなければならない。飯種=知識。知識を習得していかなければいけない。次回7月22日(金)10:00~12:00
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当会会員が出版した書物を紹介させていただきます。
『拝啓、未来の鍼灸師へ』(著者:梅野弘樹 発行:アートヴィレッジ)
中医学を長年研究してきた著者が中医学の基礎&応用をわかりやすく解説してあります。これまで聖域化されてきた分野にもメスを入れる渾身の一作です。
『Cancer’s gift』(著者:梅野弘樹 発行:アートヴィレッジ)
癌患者に密着取材した経験を書き下ろした力作です。癌に罹患した患者の心境の変化、生きるとは何かなどが詳細に書かれています。
『中医がだめなら西医があるさ 西医がだめなら中医があるさ』(著者:梅野弘樹 発行:アートヴィレッジ)
中医学と西洋医学の違いが対話形式でわかりやすく書かれています。大鐘稔彦医師(孤高のメス著者)の監修も加わり、是非お読みいただきたい書籍となっています。
※著者紹介:梅野弘樹(国際中医師・北京中医薬大学国際学院名誉顧問及び名誉主任・世界中医薬学会連合会常任理事・大津鍼灸マッサージ会学術研修会講師)
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